ドラクエ3リメイク版をレビュー！私の本音はこれだ！

ドラクエ3リメイク版、先日ようやく一通りのプレイを終えました。

今回は、ドラゴンクエスト3を本音でレビューしたいと思います。

ドラゴンクエスト3リメイク版・レビュー

購入した理由

ドラクエ3リメイク版を購入した理由は、ズバリ「好きだから」です。

ドラクエは1、2、3、7、11とかなり飛び飛びでプレイしているのですが、その中でも特に3はお気に入りで、リメイク版が発表された時点で購入決定でした。

歴代3の中でも、ゲームボーイカラー版は一番遊んだと思います。

（冒険そっちのけで、ずーっとすごろくしていた記憶があります……はよ魔王倒さんかい！）

良かったところ

良かったのは、主人公に人間味を感じられるようになったところです。

無口な主人公だと、どうしてもこちらに感情が伝わりにくくなります。（ぱふぱふは別として）

しかし、一部ボイスやイベントが追加されたことで、「キャラクター」っぽさが際立つように。

特に父・オルテガにスポットが当たったことで、「父のあとを追って旅立った子」という立場もハッキリしました。

オリジナル版だと、どうしても「唐突に旅に出た感」が否めなかったんですが、リメイク版は色々イベントシーンが追加された結果、それが解消されたように思います。

個人的には勇者の母が好きになりました……そうだよね、我が子が命がけの旅に出るのに、心配せずにはいられないよね。

（1回、勇者を棺桶の状態で家に連れ帰ったことがあるんですが、勇者の母のリアクションを見てめちゃ後悔しました。ごめんよカーチャン……）

特にゾーマ城でのオルテガとのイベントは、「勇者も人の子で、まだ16歳なんだよな……」と感情移入できて嬉しかったです。

そしてBGMも最高でした！

もちろんファミコン時代のピコピコ音も素敵なのですが、オーケストラの演奏はやはりスゴイ！

特にラーミアのBGMを初めて聞いたときは、イベントの盛り上がりも合わさって鳥肌が立つくらい感動的でした。

据え置き機であれ、携帯機であれ、美しい映像と音楽が無条件で楽しめるというのは、現代のゲームならではの良さといえます。

ゲームバランスについてですが、ここは「どの程度の難易度のゲームが好きか」で評価が分かれると思うのですが、私としてはちょうど良かったです。

アリアハン大陸の敵が1ターンに2回攻撃してきて驚きましたが、早い段階からグループ攻撃ができる武器が手に入ったり、フィールドにアイテムが落ちていたりするので、戦闘の歯ごたえはアップしつつも決して敵だけ強くなりすぎていない感じでした。

気になったところ

プレイしていて気になったところは、移動速度です。

特にラーミアは、曲には合ってるんですが、さすがにちょっと遅かった……。

徒歩や船はボタンで加速できるので良しなのですが、ラーミアはどうやっても加速できないので、かなりまったりしたスピードでした。

また、まったくの別ゲー、あるいは令和の新作のゲームという認識でプレイすると、全体的なストーリーのボリューム不足を感じます。

コンプリート要素など、やり込み要素はありますが、やはり物語の目的が「魔王を倒す」という一本道であることに変わりはないので、それが終わってしまうと「寂しいなあ……」という感じでした。

ノアニールの村のような、クリアには直接関係のないサブストーリーが新規で（欲をいえば複数）ほしかったところ。

あくまでも「これはリメイク作品である」としたうえで、どこが変わったか、どこがアップデートされたかを探しながらプレイすると楽しかったです。

まとめ

• リメイク版では主人公が人間っぽくなって感情移入ができるように！
• 移動速度とボリューム不足が気になった部分。
• 新作ゲームとしては物足りないけど、リメイクとしては良作。